低層マンション
自動火災報知器の警戒区域図は、建物の平面図に感知器の設置区画を色分けなどで示した図面です。火災発生時にどの区画で火災が起きたかを即座に特定し、消防隊による効率的な初期消火や避難誘導を可能にします。
警戒区域図の役割と特徴
- 火災場所の特定: 感知器が発報した警戒区域を示し、火災場所を素早く特定します。
- 消防活動の効率化: 消防隊がこの図を基に、的確な消火活動や避難誘導を行います。
- 配置場所: 通常、火災受信機の近くに掲示されます。
- 警戒区域とは: 消防法で「火災発生区域を他と区別できる最小単位の区域」と定義される区画です。


投稿者プロフィール

- 避難図研究所 所長
- グラフィックデザイン好きな40代。趣味は色んな地域へ行くこと。 「機能美は最高の安全性能」という言葉に共感し、特に避難経路図のような「いのちを守るデザイン」に強く魅了されています。
旅先で出会う、その土地ならではの機能的なデザインに触れるのが楽しみ。
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